中 国 人 文 学 会

機関誌『饕餮(とうてつ)』を年1回発行しています。

『饕餮』バックナンバー

第29号(2021・11)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。 ■香港における日本製ホームドラマの受容 ――『3人家族』『二人の世界』を中心に 周 舒静 ■中国の児童文学におけるファンタジーについて ――彭懿の『瘋狂緑刺猬』に着目して 朱 沁雪 ■1950…

第28号(2020・9)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。 ■清代における「清雅詞」の受容 ――姜夔を中心に 張 江林 ■なぜ犬は祭祀に用いられたか ――陰陽五行説との関連を中心に 呉 秀娟 ■『水滸後伝』と『宣和譜』 氏岡 真士 ■秒針の遊びかた ――…

第27号(2019・9)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。 ■洛水の女神の原像とその性格 ――『楚辞』「天問」から揚雄「羽猟賦」まで 姜 詩韻 ■医薬品広告から見る『婦女雑誌』草創期の医学的背景 趙 海涵 ■梁啓超『新中国未来記』の時間観念 金 …

第26号(2018・9)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。 ■「猫時計」研究 ――中国人は猫の瞳に時刻を読んだか 金 博男 ■二重目的語形式における取得動詞について 今井 俊彦 ■現代中国語における動詞コピー構文の意味機能について 楊 安娜 ■上古…

第25号(2017・9)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。 ■なぜ犬は殺されたか ――「殺狗勧夫」物語と先行する話柄との関連を中心に 呉 秀娟 ■『天宝遺事諸宮調』における寓意的表現 〜海棠と蓮を中心として〜 桜木 陽子 ■“V到”構造と方向補語構…

第24号(2016・9)

※編集部よりお詫びと訂正 『饕餮』第24号の「中文目錄」(122頁)において、以下の題目について誤りがありました。ここにお詫びして訂正いたします。 (誤)氏岡真士 金、玉、石的故事 (正)氏岡真士 金、玉與石的故事 ☆タイトルをクリックすると、1ページ…

第23号(2015・9)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。 ■『夷堅志』は如何にして成ったか ――洪邁三族の『夷堅志』編纂に果たした役割 大塚 秀高 ■「蘇聯展覧館」の記憶 ――中華人民共和国における〈ソ連〉イメージの形成と変遷 田村 容子 ■蘇曼…

第22号(2014・9)

■建国後の農村劇団と雑誌『劇本農村版』について 大野 陽介 ■清末の巨人と小人へのまなざし ――新聞・画報の見世物記事を主な資料として 大谷 亨 ■音韻遊戯 ――『鏡花縁』と『七嬉』を中心に 加部 勇一郎 ■仁義とシノギ ――Hanchao Lu, Street Criers 翻訳の試…

第21号(2013・9)

■怪盗から武侠へ ――近代中国におけるアルセーヌ・ルパンの軌跡 池田 智恵 ■「文革」時期における日本文学翻訳に関する一考察 ――単行本のテキスト対照を中心に 馬 慧嬌 ■『杜騙新書』と『金瓶梅』 氏岡 真士 ■『西洋記』航海日誌(2) 武田 雅哉 ■清末民国期…

第20号(2012・9)

■劇評家鄭正秋 ――『民立報』と『民権報』を中心に 森平 崇文 ■カメラマン王啓民の満映での活動について 龐 濤 ■ネズミが卵を盗むはなし ――『西洋記』航海日誌(1) 武田 雅哉 ■黒を白にすること ――『七嬉』「洗炭橋」試訳ノート 加部 勇一郎

第19号(2011・9)

■現代普通話の結果補語“好”の意味機能について 楊 安娜 ■能吏から探偵へ ――清末探偵小説『中国女偵探』の仕掛け 藤井 得弘 ■郭建英と流行のリアリティ ――一九三四年の『婦人画報』を中心に 城山 拓也 ■氷の世界に迷うはなし ――『七嬉』「氷天謎虎」試訳ノー…

第18号(2010・9)

■「鴛鴦蝴蝶派」と上海の劇場空間 ――『先施楽園日報』に見る共同体の変容 田村 容子 ■満映からスタートした一本の線 ――舞踊家賈作光について(下) 龐 濤 ■(研究ノート)消された「少年」、足された「大人」 ――連環画『鉄道遊撃隊』に関する覚書 中野 徹 ■…

第17号(2009・9)

■浙江臨海方言における“驮[do22]”の文法化 根岸 美聡 ■GEOPHAGY ――中国における土食について ベルトルト・ラウファー 著/加部 勇一郎 訳 ■明清時代の演劇作品における女侠の形象について ――『紅払記』、『識英雄紅払莽択配』、『墨憨斎重定女丈夫伝…

第16号(2008・9)

■ゆれる乳房 ――杜就田編集時期の『婦女雑誌』「医事衛生顧問」における身体論を中心に 松本 咲江 ■GEOPHAGY ――中国における土食について ベルトルト・ラウファー 著/加部 勇一郎 訳 ■ベング老人と二匹の犬 ――潘佩珠の墓碑 林 正子 ■『十二楼』世界…

第15号(2007・9)

■『十二楼』世界の設計 ――「夏宜楼」と「払雲楼」の対比を端緒として 坪田 良江 ■1950年代中国の一大風説事件「毛人水怪」 ――“野人”騒動前夜の中国に広がった怪獣物語―― 中根 研一 ■『朴通事諺解』翻訳の試み(8) 田村 祐之 ■『鏡花縁』を読む ――〈半〉字に…

第14号(2006・9)

■中国メロドラマ映画における身体表象の提示 ――フェティッシュとしての“傷” 応 雄 ■『鏡花縁』を読む ――〈半〉字について 加部 勇一郎 ■宇宙から見えなくなった〈万里の長城〉 武田 雅哉 ■長白山「天池怪獣」の形態学 中根 研一

第13号(2005・9)

■現代中国模型趣味事情 ――ミグの模型に見るその成熟度 明木 茂夫 ■中国におけるVictorレーベルの軌跡 ――謀得利、役挫・物克多から勝利へ 西村 正男 ■滑稽戯『七十二家房客』の成立 森平 崇文 ■剣侠はなぜ侠か 氏岡 真士 ■中国における雷神像の変容 京…

第12号(2004・9)

■東アジアの「運搬霊」信仰 ――日韓中の霊物信仰にみる特定家庭盛衰の伝承・ザシキワラシ・トッケビ・山魈・五通神・小神子・その他―― 川野 明正 ■火龍太子考 佐々木 睦 ■蘇曼殊『惨世界』論 ――創作部分の主人公「明白男徳」を中心に―― 日野杉 匡大 ■『点石斎…

第11号(2003・10)

■「鏡花」の縁 ――〈圏〉の中にいるひと 加部 勇一郎 ■文字はいざなう ――国民政府期における識字教育の論理―― 高橋 俊 ■文壇への「入口」からみた一九三〇年代中国文壇(その一) ――施蟄存主編『現代』を中心に―― 藤澤 太郎 ■都市風俗として描かれた「摩登女…

第10号(2002・9)

■『朴通事諺解』翻訳の試み(7) 田村 祐之 ■關於《李卓吾先生批評三國志》的美學思想 李 鷺虹 ■上図下文本の制作工程について 佐々木 睦 ■民国時期上海のラジオ放送における使用言語について ――国語普及との関連から―― 高橋 俊 ■雲南の文字景観をよむ ――剣川…

第9号(2001・11)

■『朴通事諺解』翻訳の試み(6) 田村 祐之 ■幻想の植物誌 ――人間の木 マッシモ・イッツィ 著/井本 恭子 訳 ■上図下文式挿図研究序説 佐々木 睦 ■満映中国人俳優 浦克へのインタビュー 龐 涛・応 雄 ■漂流する現代中国文学研究 第一回 ――現代中国文学研究と…

第8号(2000・9)

■日本の壁 ――『留東外史』の日常世界(中)――Ⅱ 崔 暁紅 ■『朴通事諺解』翻訳の試み(5) 田村 祐之 ■天翔る犬 大理漢族・白族の治病儀礼「送天狗」と「張仙射天狗図」にみる産育信仰 川野 明正 ■中央研究院歴史語言研究所傅斯年図書館所蔵の「石印鼓詞」につ…

第7号(1999・9)

■日本の壁 ――『留東外史』の日常世界(中)――Ⅰ 崔 暁紅 ■幻想の植物誌 ――スキタイの植物子羊 マッシモ・イッツィ 著/尾形 希和子 訳 ■『朴通事諺解』翻訳の試み(4) 田村 祐之 ■関漢卿の恋愛劇における〈もの思い〉の位置 桜木 陽子 ■穆時英「中国一九三一…

第6号(1998・9)

■日本の壁 ――『留東外史』の日常世界(上) 崔 暁紅 ■幻想の植物誌 ――植物雁 マッシモ・イッツィ 著/尾形 希和子 訳 ■裴鉶『伝奇』とパロディ 佐々木 睦 ■『朴通事諺解』翻訳の試み(3) 田村 祐之 ■试析杨朔散文的结构艺术 姜 大為 ■『上海の画報1894-1898…

第5号(1997・9)

■遥かな夜の路面電車 ――一九二四年、北京での電車開通と知識人 斉藤 大紀 ■「補江総白猿伝」の成立をめぐる一考察 中根 研一 ■裴鉶『道生旨』をめぐる諸問題 ――特に冒頭部分に関して―― 佐々木 睦 ■『朴通事諺解』翻訳の試み(2) 田村 祐之 ■テクストの眉 ――…

第4号(1996・9)

■「七日病故」考 ――中国人の時間意識(二)―― 遊佐 徹 ■鮫人伝説考 佐々木 睦 ■搭台死節とサティ ――死にゆく女を見る男 渋谷 瑞江 ■カンボジアの火の犀 ――浮き彫りと『ラーマーヤナ』に見るインド文化の受容と変容―― 笹川 秀夫 ■『朴通事諺解』翻訳の試み 田…

第3号(1995・9)

■『生』 沈従文 作/城谷武男 訳 ■端午の節句における民俗と信仰について ――中日文化交流の一断面 王 秀文 ■月神話の図像研究 ――月の動物の地域差と時代差を中心に 佐々木 睦 ■岑参の最初の辺塞時代の詩について 野澤 俊敬 ■试论儒学对文学之影响 陳 美林 ■…

第2号(1994・8)

■清末知識人の『儒林外史』批評 ――張評略議・呉敬梓逝世240周年に寄せて 陳 美林 著/須藤 洋一 訳 ■蕭蕭 沈従文 作/城谷 武男 訳 ■朝鮮仮面劇の仮面に関する一考察 ――河回別神クッに使用される仮面を中心に―― 田村 祐之 ■芸術とその意味 ――饕餮を中心とし…

創刊号(1993・8)

■画像石の樹木表現 ――拝礼図の樹木解釈について―― 谷野 典之 ■「五百年」小考 遊佐 徹 ■国木田独歩訳「髯漢」とその原作について ――芥川龍之介と中国文学の周辺―― 成瀬 哲生 ■海安紀聞 ――ある小説遍歴―― 須藤 洋一 ■饕餮文様の謎 ジェシカ・ローソン 著/中…