中 国 人 文 学 会

機関誌『饕餮(とうてつ)』を年1回発行しています。

第24号(2016・9)

※編集部よりお詫びと訂正
 『饕餮』第24号の「中文目錄」(122頁)において、以下の題目について誤りがありました。ここにお詫びして訂正いたします。

 (誤)氏岡真士 金、玉、石的故事
 (正)氏岡真士 金、玉與石的故事

 

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魏晋南北朝期の男色詩における情欲表現
 倉 雅晨

 

金・玉と石の物語
 氏岡 真士

 

賈宝玉、日本へ行く
 ――南武野蛮『新石頭記』を読む
 林 麗婷

 

非典型的な授与を表す動詞と“给”について
 今井 俊彦

 

佤语的反复现象
 山田 敦士

 

毛沢東の乞丐いびり
 ――Hanchao Lu, Street Criers 翻訳の試み(3)
 Hanchao Lu 著/池田 真衣 訳

 

【書評】絵画から見た近代中国の女性解放運動
 ――曽越『社会・身体・性別 近代中国女性図像身体的解放与禁錮
 藤井 得弘

 

『説文解字』「許敍段注」訳注の試み(三)
 田村(大田) 加代子

第23号(2015・9)

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『夷堅志』は如何にして成ったか
 ――洪邁三族の『夷堅志』編纂に果たした役割
 大塚 秀高

 

「蘇聯展覧館」の記憶
 ――中華人民共和国における〈ソ連〉イメージの形成と変遷
 田村 容子

 

蘇曼殊『断鴻零雁記』考
 ――「言い難き恫み」を中心に
 日野杉 匡大

  

情報伝達を表す動詞の分類について
 ――“V给”構造との関連から――
 今井 俊彦

 

中古“遮蓋”概念場詞彙系統的詞義演變研究
 姜 黎黎

 

班洪ワ族の言語と文字
 山田 敦士

 

【書評】西洋発明受容史研究の画期的成果 
 ――徐濤『自行車与近代中国』
 藤井 得弘

 

『説文解字』「許敍段注」訳注の試み(二) 
 田村(大田) 加代子

第22号(2014・9)

■建国後の農村劇団と雑誌『劇本農村版』について
 大野 陽介

 

■清末の巨人と小人へのまなざし
 ――新聞・画報の見世物記事を主な資料として
 大谷 亨

 

■音韻遊戯
 ――『鏡花縁』と『七嬉』を中心に
 加部 勇一郎

 

■仁義とシノギ
 ――Hanchao Lu, Street Criers 翻訳の試み(2)
 Hanchao Lu 著/池田 真衣 訳

 

■“操”“執”“持”それぞれの表す〈もつ〉の意味
 ――上古漢語の用例から
 山田 大輔

 

■【書評】中国犬文化の総合的研究
 ――桂小蘭『古代中国の犬文化――食用と祭祀を中心に』
 呉 秀娟

 

■『説文解字』「許敍段注」訳注の試み(一)
 田村(大田) 加代子

第21号(2013・9)

■怪盗から武侠
 ――近代中国におけるアルセーヌ・ルパンの軌跡
 池田 智恵

 

■「文革」時期における日本文学翻訳に関する一考察
 ――単行本のテキスト対照を中心に
 馬 慧嬌

 

■『杜騙新書』と『金瓶梅
 氏岡 真士

 

■『西洋記』航海日誌(2)
 武田 雅哉

 

■清末民国期における乞丐の首領
 ――Hanchao Lu, Street Criers 翻訳の試み(1)
 Hanchao Lu 著/池田 真衣 訳

 

■《佛説安宅神咒經》整理及相關考察
 熊 娟

 

■漢語古今語義講述
 方 一新 講演/山田 大輔・加部 勇一郎 編訳/松江 崇 解題

 

■【書評】文学に注目する同性愛研究の集大成
 ――施曄『中国古代文学中的同性恋書写研究』
 倉 雅晨

 

■【書評】中国探偵小説研究のための新たな資料集
 ――任翔・高媛主編『中国偵探小説理論資料(1902-2011)』
 藤井 得弘

第20号(2012・9)

■劇評家鄭正秋
 ――『民立報』と『民権報』を中心に
 森平 崇文

 

■カメラマン王啓民の満映での活動について
 龐 濤

 

■ネズミが卵を盗むはなし
 ――『西洋記』航海日誌(1)
 武田 雅哉

 

■黒を白にすること
 ――『七嬉』「洗炭橋」試訳ノート
 加部 勇一郎

第19号(2011・9)

■現代普通話の結果補語“好”の意味機能について
 楊 安娜

 

■能吏から探偵へ
 ――清末探偵小説『中国女偵探』の仕掛け
 藤井 得弘

 

■郭建英と流行のリアリティ
 ――一九三四年の『婦人画報』を中心に
 城山 拓也

 

■氷の世界に迷うはなし
 ――『七嬉』「氷天謎虎」試訳ノート
 加部 勇一郎

第18号(2010・9)

■「鴛鴦蝴蝶派」と上海の劇場空間
 ――『先施楽園日報』に見る共同体の変容
 田村 容子

 

満映からスタートした一本の線
 ――舞踊家賈作光について(下)
 龐 濤

 

■(研究ノート)消された「少年」、足された「大人」
 ――連環画『鉄道遊撃隊』に関する覚書
 中野 徹

 

■丸を書くこと
 ――『七嬉』「画圏児」試訳ノート(1)
 加部 勇一郎

 

■早期漢訳仏典言語の上中古間漢語文法史資料としての価値
 松江 崇