中 国 人 文 学 会

機関誌『饕餮(とうてつ)』を年1回発行しています。

トップページ

〈お知らせ〉(2023.9.30)

最新号(第30号)が完成いたしました(頒価2,500円)。

 ラインナップはこちらからご覧ください。

 

サイトマップ

『饕餮』バックナンバー

“TAO TIE” Back Number(英文)

『饕餮』現刊目録(中文)

バックナンバー頒布価格

    * * *

会則・投稿案内

會章・投稿規定(中文)

「饕餮書式」について

    * * *

お問い合わせ

第30号(2023・9)

生と死の間に

─『金瓶梅詞話』における馬桶
    姚 依平

「澡牝」する女たち

─『金瓶梅詞話』を中心として
    陳 恵陽   

金瓶梅詞話』における「雪」と女色    

 熊 征 

姜白石の詠物詞「斉天楽」について   

─また清代における清雅詞の受容に言及して
    張 江林

「上海帰りのリル」の文学誌(1)

─歌謡曲「上海帰りのリル」と“純愛系”リル物語の系譜
    齊藤 大紀    

道内四年制大学における中国語教育の現状

 山田 敦士    

『論衡』文體硏究

─「逢遇篇」に於ける否定詞の修辭作用
    田村 加代子    

現代中国語における“问”の用法について

 今井 俊彦

【研究ノート】宦者星における宦官のイメージについて

 市村 俊太郎

李祥年のラブストーリー

─楊顕恵『夾辺溝記事』抄訳
    田村 容子

連環画の香りを北大でもう一度漂わせよう

─「連環画研究・増刊号」特別展示の報告
    熊 征 

【書評】国際比較調査を通じて華人社会の人々の繋がりを考える

─岩井紀子・宍戸邦章編『データで見る東アジアの社会的ネットワークと社会関係資本
    寺沢 重法

【書評】探偵小説は海を越えて

─魏艶『福爾摩斯来中国:偵探小説在中国的跨文化伝播』
    藤井 得弘

長すぎる補白

 武田 雅哉

第29号(2021・11)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。

 

香港における日本製ホームドラマの受容
 ――『3人家族』『二人の世界』を中心に
 周 舒静

 

中国の児童文学におけるファンタジーについて
 ――彭懿の『瘋狂緑刺猬』に着目して
 朱 沁雪

 

1950年代中国における「反細菌戦」表象
 趙 海涵

 

中華人民共和国建国後のバレエ・舞劇戯単調査
 ――ソ連のバレエと北京舞蹈学校
 田村 容子

 

中国ペテン小説研究序説
 藤井 得弘

 

【書評】六度集経研究会訳『全訳 六度集経―仏の前世物語』
 山田 大輔

 

【書評】詩文における「香り」が持つ表現力
 ――狩野 雄『香りの詩学―三国西晋詩の芳香表現』
 張 江林

 

【書評】『猫苑』にゃ
 武田 雅哉

 

浙江杭州府錢塘縣雷峯宝巻 上集
 岩上 治

第28号(2020・9)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。

 

清代における「清雅詞」の受容
 ――を中心に
 張 江林

 

なぜ犬は祭祀に用いられたか
 ――陰陽五行説との関連を中心に
 呉 秀娟

 

『水滸後伝』と『宣和譜』
 氏岡 真士

 

秒針の遊びかた
 ――清末における「秒」の時間意識について
 金 博男

 

『婦女雑誌』草創期の広告における女性空間
 趙 海涵

 

中国映画における『白鳥の湖』の受容と変奏
 田村 容子・越野 剛

 

ジョージ・サルマナザール『台湾歴史地理誌』(1)
 武田 雅哉 訳

 

【書評】日本のアダルトビデオ、台湾へ
 ――Heung-wah Wong and Hoi-yan Yau 著『Japanese Adult Videos in Taiwan
 寺沢 重法

 

謡曲『西遊』
 ――楊景賢 元曲『西遊記雑劇』 中世日本語訳の試み
 伊賀 公

第27号(2019・9)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。

 

洛水の女神の原像とその性格
 ――『楚辞』「天問」から揚雄「羽猟賦」まで
 姜 詩韻

 

医薬品広告から見る『婦女雑誌』草創期の医学的背景 
 趙 海涵

 

梁啓超『新中国未来記』の時間観念
 金 博男

 

取得動詞と共起する数量詞について 
 今井 俊彦

 

早期漢譯佛典中的處所詞考察 
 ――以“所”、“處”為中心
 楊 安娜

 

中古漢語に見える“將+否定詞”の機能及びその成立過程に関する一考察
 山田 大輔

 

【書評】ある入植者の記憶のなかの大連
 ――秦源治、劉建輝、仲万美子著『大連ところどころ 画像でたどる帝国のフロンティア』
 藤井 得弘

 

【書評】チベットの現代文学もなかなかおもしろそうだ
 ――『セルニャ』とチベット文学研究会の活動
 武田 雅哉

 

【論文紹介】社会的距離から見る台湾のエスニック関係 
 ――章英華・伊慶春「從社會距離看台灣的族群關係」
 寺沢 重法

 

『説文解字』「許敍段注」訳注の試み(六)
 田村(大田) 加代子

第26号(2018・9)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。

 

「猫時計」研究
 ――中国人は猫の瞳に時刻を読んだか
 金 博男

 

二重目的語形式における取得動詞について
 今井 俊彦

 

現代中国語における動詞コピー構文の意味機能について
 楊 安娜

 

上古漢語の副詞“將”の機能について
 山田 大輔

 

(研究ノート)張恨水『啼笑因縁』後日譚
 ――その二次創作小説に関する覚書
 張 佳能

 

楊雄『羽猟賦』における叙事、描写および修辞について
 ――漢賦における様式と機能についてのエッセイ
 David R. Knechtges 著/姜 詩韻 訳

 

【書評】学者南方熊楠の誕生
 ――松居竜五著『南方熊楠――複眼の学問構造』
 久保田 歩

 

【書評】色情から見る中国における男の身体と情欲
 ――黄克武『言不褻不笑:近代中国男性世界中的諧謔、情欲与身体』
 趙 海涵

 

【書評】絵本愛好家による中華圏絵本案内
 山田 千尋

 

『説文解字』「許敍段注」訳注の試み(五)
 田村(大田) 加代子

第25号(2017・9)

☆タイトルをクリックすると、1ページ目をご覧になることができます。

 

なぜ犬は殺されたか
 ――「殺狗勧夫」物語と先行する話柄との関連を中心に
 呉 秀娟

 

『天宝遺事諸宮調』における寓意的表現
 〜海棠と蓮を中心として〜
 桜木 陽子

 

“V到”構造と方向補語構造の機能差異
 楊 安娜

 

パラウク・ワ語における漢語借用語
 山田 敦士

 

中国で生活する台湾人のアイデンティティ多元化の一局面
 ——中国・華東地域における「台商子女学校」での調査事例から
 金戸 幸子

 

「多元・多層構造」化する台湾における社会意識の規定要因の探求
 ——エスニシティは社会意識の規定要因か?——
 寺沢 重法

 

【書評】メディア間の相互作用から見る近代中国人の視覚体験
 ——Laikwan Pang, The Distorting Mirror: Visual Modernity in China
 藤井 得弘

 

【書評】文学を偏愛する若き「病人」たち
   ——楊慶祥·金理·黄平『以文学為志業——“80後学人”三人談』
 日野杉 匡大

 

『説文解字』「許敍段注」訳注の試み(四)
 田村(大田) 加代子